オートバイ専門ペイントショップ開業までの道のり【第一弾】〜主人の経歴や思いを語る編〜

バイク ペイントショップ 開業までの道のり
スポンサーリンク

 皆さんこんにちは。FLAG-UP代表の中島照文です。

 今回は連載企画の第一段です。名付けて『ペイントショップ開業までの道のり』

 まんまですね。なんのひねりもなくチョーフツーです。笑

 改めてご報告させていただきますが、今回わたくしは

 『神奈川県相模原市の有名なツーリングスポットである道志みち付近にオートバイ専門のペイントショップを始めることに致しました!』

 以前の会社を退社してから約一年弱、色々悩みながらも出した結論です。正直な所、めちゃくちゃ不安です!笑

 でも、それと同じくらいワクワクした気持ちがあって非常に楽しみです。

 なので、せっかくこういった所で情報発信をする手段があるので、ペイントショップオープンまでの諸々の過程を、ここで発信していきたいなと思います。

 と言う事で今回は『主人の経歴や思いを語る編』と題して、今までの自分の経歴なんかを書いていこうかと思います。あまり、個人語り的なネタはどうかな?と思ったのですが、今回は開業資金の一部をクラウドファンディングで集める事もあって、まずは自分を知ってもらおうかと思い、こんなテーマで書き進めていこうかと思います。

 それではいきましょう!

スポンサーリンク

ボクの経歴

 まず始めに、僕の簡単な経歴なんかを紹介していこうかと思います。

 1987年生まれの33歳。妻と子供2人の4人家族です。都立高校を卒業後、埼玉県にあるホンダ学園という自動車整備士を養成する専門学校に通いました。

 他にも整備の学校は沢山あったのですが、当時から『バイクがやりたい!』という思いがあったので、バイクも触れるホンダ学園に入学しました。今ではハーレーを専門で学べる学校があったりしますが、通いで行けそうな学校は当時は無く、二輪を実際に触って学べる学校は少なかったです。(今はどうかは不明です)なので、ちょっと遠かったのですが、ホンダ学園を選びました。

 入学後、専門学校は忙しいと聞いていたのですが、確かにハード!笑

 そりゃ、全くの素人をたったの二年間でプロにするわけですからね。毎日、大量のレポートを書いていた記憶があります。

 その後、無事卒業&資格もゲットしたのでオートバイの正規ディーラーに就職致しました。そこは国内4メーカーや外車も扱っているディーラーさんでしたので、沢山の種類のオートバイに触れる事ができました。又、非常に忙しい会社でしたので、密度の濃い時間を過ごさせていただく事ができました。

 これは今思い返しても本当にありがたかったですね。他社に勤めていた同卒生が見習い的な作業しか任せてもらえないなか、僕は先輩方と同じような作業をガンガン振ってもらいヒーヒー言いながらも(笑)必死になってやっていたのは、自分にとってめちゃくちゃプラスになったなと思っています。その分、会社の人やお客様にも迷惑をかけてしまった事もありましたが、みんな暖かく応援してくれました。今でも感謝の気持ちしかありませんね。

 そんなこんなで忙しくも充実した日々を過ごしていたのですが、だんだんとこんな気持ちが芽生えてきました。『お前(自分)このままで良いのか?もっと他の世界も見たほうが良いんじゃないか?それに、お前塗装もやりたいって言ってたよな?』

 そうなんです。はじめは整備の学校を卒業したら、もう一年板金塗装の学校に通おうかと考えていたんです。バイクの免許を取った頃から、塗装にも興味があって、自分で何かオリジナリティのあるものを作ってみたい、バイクで表現してみたいっていうのがあったのです。ただ、卒業する頃には“早く社会に出て、しっかりお金を稼いでみたい!“と言う気持ちが強くなっていたので、その時は就職を選んだのです。

 しかし、一度はそう決めてた気持ちが無くなる事はなく、ふとした時に再び湧き上がってきたっていう感じでした。

 なので、そのお世話になっていたオートバイディーラーを退社する事に決めました。みんなびっくりしてました。“はっ?何故?“って感じで。当時、面倒を見てくれていた先輩には本当に申し訳なかったですね。

 『やっと色々任せられるようになって、お客様も付いてくれていたのに…』と言っていたので、大分がっかりさせてしまったんじゃないかなと思います。しかし、たった一度きりの人生。後悔したくないし、なんでも挑戦したい!という思いからその会社を退社しました。

 そこからしばらく、飲食業をやったり清掃業をやったり、今まで興味のなかった事にこそ成長の種はあるんじゃないか?と思い、なんでもやってみます!の精神で働いたり遊んだりしていました。

 そして、ある程度自分の中で『もういいかな?』と思えた時が来たので、某有名ペイントショップの門を叩いたのです。

何故独立という道を選んだのか

 そこから、9年ほどそこで働かせていただき、忙しくも、色々な素晴らしい体験をさせてもらいました。ただ、やはり自分の中では『いつか自分のお店をもって挑戦してみたい!』という思いがありました。

 いくらペイントショップに勤めているとはいえ、一従業員である以上、『自分らしい表現』というが出来る場面は非常に限られており、基本的には依頼主様や会社に言われた事をやるわけです。

 それ自体は全く悪い話ではなく、言われた仕事、依頼された仕事をしっかりと高いクオリティで仕上げて納める。それはプロとしてとても尊い行為なのですが、何処かで自分を出したいとか自分なりの表現っていうのもやりたくなるんです。

 ここをこうしたらもっとカッコいいんじゃない?とか。こんな表現出来るようなったから試したい!とか。そうなってくると一従業員として働き続けるというのが徐々に難しくなってきました。

 又、それと同じように家族との時間も欲しい!と強く思うようになっていました。

 子供って本当に可愛いんです。笑

 完全に親バカなんですが、本当に可愛くてもっと同じ時間を共有したい、成長を側で見ていたいと強烈に思うようになったんですね。子供との時間って、後からお金じゃ買えないじゃないですか。今、その時しかない時間を共に過ごすというのは、非常に貴重で欠けがえのない時間だと僕は思うんです。

 なので、自分の働く時間や予定を自分で決めれられるのは魅力的だなと改めて思うようになっていました。

『なにを甘い事を!』みたいな声も聞こえてきそうですが、自分がそう思ってしまったわけですから、仕方ないなと思っています。

独立に対して思う事

 今回、僕が独立をするにあたり思う事があって、それは『小さく起業して、自分の好きな環境で好きな仕事をして家族を守って生きていく』というのがあります。

 これは今現在の僕の目標みたいなモノですね。なので、今のところですが『会社を大きくしていつかは上場!』とか『従業員を何人も雇って外車に乗ってハワイで正月!』みたいな欲求が全く無いんです。全くというと、ちょっと言い過ぎかな。うーん、8%くらいはあるかも。笑

 僕が見てる所はそこじゃなくて、まずは、自分もオーナー様もかっこいいと思えるような作品を共に作り上げたい。そして、オートバイのある人生の一部を共に楽しみたいというのがあります。その先に、結果として俗にいう成功者みたいなのがあればイイかなと。

 なので、今のところは職人であり表現者でありたいと思っています。まあ、今は何者でもないので、虚しく響くだけの言葉ですが(笑)いつか自信を持ってそう言えるようになりたいなと思います。

 こういう話をすると【綺麗事】のような印象を持たれてしまうかもしれませんが、利益はどうでも良いとはもちろん思っていません。当然、利益が出ないと生活が出来ないし、得たお金で設備を拡充してお客様に還元する事も出来ません。なので、そこにはシビアに向き合っていきたいとは思っています。『好きな仕事が出来るから利益は二の次』みたいにはならず、数字から逃げないようにしていきたいなと思います。

 今回は以上です。

 少しでも僕の事を知ってもらい、今後の活動を応援していただけたら非常に嬉しく思います。また、クラウドファンディングの方もご支援いただけたらありがたいです。

 次回は何故クラウドファンディングを選んだのか?というテーマで書いていきます。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました