エアブラシについての歴史や仕組み

エアブラシの使い方
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 皆さんこんにちは。aohitoです。

 今回はエアブラシ についてです。

 エアブラシの歴史から仕組み、練習方法などをあげていきたいと思います。

 それではいきましょう!

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エアブラシって何?

 ここでは、エアブラシについて説明していきますね。

 皆さんはエアブラシはご存知ですかね?ハンドピースと呼んだりもするのですが、ここを訪れるくらいですから殆どの方がご存知かとは思います。

 なかなか特殊な道具で古くからあるものではあります。が、それでも使い手によって様々な表現が可能でとても魅力的な面白い道具だと思います。もちろん僕もその、魅力にハマってしまったうちの1人ではあるのですが。

 エアブラシの一番の魅力は精密な塗装が可能である事かなと思います。塗装というか、着色というんですかね?これによって、単純に色を塗るだけでなく、スーパーリアルな絵を描けたり、ボカしたり、質感をだしたりと様々な表現が可能です。

 車やバイクのカスタムペイントに用いられるのは皆さんご存知だと思います。プラモデルや工芸品やネイルなどにも使われます。化粧の道具にも使われたりしています。

エアブラシを始めるには

 こういったところから、エアブラシに興味がある人も多いとは思うのですが、なかなか手を出しにくいのかなと思います。理由としては設備や知識的な所が考えられます。

 エアブラシは当然塗料を使うので、匂いや換気設備、飛散するミストの問題などが挙げられます。当然、通販のスプレーガンに比べたら断然匂いもミストも少なく、スペース的な問題に対しても敷居が低いと言えます。

 とはいえ、賃貸であれば汚れや匂い、近隣の方々との関係など、無視できない面は多々あると思います。当然、僕もアパート住まいだった時は、やりたくても中々やる事が出来ませんでした。お風呂場の壁一面に養生ビニールを貼り付けて、塗装用のフィルターを天井の換気扇に貼り付けたりしてました。(笑) 僕の知り合いはベランダで始めはやっていたそうですが苦情が来てあえなく断念。まあ当たり前ですよね?(笑)

 又、知識的な所では、まず何を買って、何から始めれば良いのかがわからないという所でしょう。身近にエアブラシをやっている方がいらっしゃれば良いのですが、なかなかそうはいないでしょう。もし、いればラッキーだと思います。

 最近は、YouTubeやwebサイト上で情報は集められるので、取り組みやすくはなっていると思いますが、やはり直接教えてもらいたい、もしくはやっているのを直接見たいと思うのではないでしょうか。一番良いのはスクールに通う事なのですが、どこも比較的お値段が高いかなと。もちろんプロを目指すとかであれば問題ないのですが、全員がそういうわけではないので。こういった理由からエアブラシを始める敷居が高いものになっているのではないかなと思います。

 そういった事を踏まえて、ここでは誰もが挑戦し易いように、又初心者の方に向けて技術や設備的な所も踏まえたおはなしが出来たらイイなと思います。

 ここの記事を読み進めていき、最終的には一つの作品が描けたり、カスタムペイントを施せるようになっていただけたらと思います。せっかくの面白い道具ですから、皆んなで楽しめるようになっていったらいいなと思います。

エアブラシの歴史

 エアブラシの歴史は実は結構古いです。古典的な道具ではありますが、技術の進化に伴いより精密に、より思い通りに描けるよう進化してきました。そこに、塗料や付随する道具の進化も合わさり、誰でも扱えるようになってきました。最近では安価なものや、ペン先端部に直接エアを吹き付けてエアブラシ風にしたりするものも出てますしね。

 Wikipediaによると生まれは1876年、アメリカのマサチューセッツ州。フランシス・エドガー・スタンレーという方によって特許が取得されたようです。ただ、この特許で作られたエアブラシがどういった形状だったのかは良くはわかっていないそうです。うーん。どんな形だったのでしょうね?

 今から約150年も前に作られた、そんな昔からあったエアブラシ。にも関わらず未だにエアブラシを使って活躍されているアーティストさんや、ショップさんがあるんですからやはり惹きつけるものがあるという事でしょうか。

 その後は、様々なメーカーさんやアーティストさんの努力よって今の形まで進化してきたというわけです。

エアブラシの構造

 エアブラシは本体と塗料を入れるカップ、ニードルやノズル、レバーなどから構成されています。それに合わせて圧縮空気を作るためのコンプレッサー、それを送るエアホースも必要です。エアブラシ内部の部品は精密で細かく作られているので、破損させたり無くしたりには注意が必要です。ニードルを曲げてしまうのは絵を描くのであれば、みんな一回は必ずやるんじゃないですかね?(笑)

 又、Oリングなどのゴム部品も非常に小さいので注意が必要です。Oリングを痛めると塗料が逆流したりするので、特に大切な部品です。

 エアブラシの仕組みとしてはレバーによってニードルが引かれ、ノズルとの間に出来たわずかなスキマから塗料が噴き出されます。

 微細な塗装を可能にする為にニードルの先端は針のように尖っているので注意してくださいね。僕は何度も指に突き刺して流血しています。(笑)

 ノズルの口径は何種類かあるのですが、0.3ミリが一般的かなと思います。

 メーカーによって工夫があり、ニードル後方にアジャスタを付けることで、何度レバー操作をしても同じ引き具合になるようにつくられていたりもします。

エアブラシの種類

 エアブラシはメーカーは違えど、基本的にはどれも仕組みは同じです。つまり、『圧縮空気によって塗料が吹き出す』という事です。ただ、構造的な所で違いもあって、大きく3つに分けられています。

シングルアクション

 エアの流量の調節を上部のレバー(押しボタン)で行うのですが、塗料の流量を変える事が出来ないタイプのものです。シンプルな操作なので扱いやすく、ベタ塗りや精密性を求めない作業には適しています。価格も比較的安いです。ただ、細かな塗装には向かないので購入するのであれば、そこはしっかり押さえておきましょう。後から、ダブルアクションにしとけば…っていうのもつまらないですからね。

ダブルアクション

 エアの流量の調節を上部のレバー(押しボタン)を押すことによって行います。すると圧縮空気が吹かれます。そして、そこから手前にレバーを引くと事で塗料が噴射されるという仕組みになっています。押す、引くという二つの動作があるので、ダブルアクションと呼ばれています。

 もしシングルアクションと購入に迷ったらこちらをオススメします。理由としてはエアブラシの醍醐味であるボカしや繊細な作業を行いやすいからです。使用目的にそぐわないのであれば致し方ありませんが、そうでなければこちらをオススメします。

 特に絵を書いたりする場合はダブルアクション一択です。扱いには慣れが必要で、始めは難しく感じるかもしれませんが、使っていくうちに慣れてくるでしょう。ぼくも始めてエアブラシに触れたときは難しいなあと思いましたし、変な力が入って指が痛くなったことを覚えています。

トリガーアクション

 レバーを通常のスプレーガンのようにトリガータイプにしたもの。普段は普通のペイントを行なっていて、時々デザインとしてシャドウやボカシを入れたい時だけ使うよお、って方が使っているイメージがありますね。

 こちらもダブルアクションなので、細かな調整も可能なんですが、個人的にはあまりオススメしていません。理由として、単純に描きにくいから。(笑)

 めちゃくちゃ個人的な意見で恐縮なのですが、トリガータイプでは絵を描くのは難しいんじゃないかなと。
 本当に上手い方々はそんなことないかもしれませんが、僕はちょっとダメかなと。通常のダブルアクション式のフォルムやそれで描いてる姿が好きというのもあります。
 なのでトリガー式は使っていませんし、僕の周りの人間もダブルアクション式を使っています。
 ただ、トリガー式を好んで使っていらっしゃる方々もいるようなので、好みなのかもしれませんね。
Bitly

ダブルアクション式で、入門機としてはオススメの一台です。人によっては、これで十分ってレベルの製品かもしれません。

 以上の3つのタイプに分類されていますが、基本的にはダブルアクション式から入ってもらえば間違いありません。あとは、本当に好きになって色々試したくなったら他の2タイプを使っていただければいいかなと思います。


次回に続きます。

ここまで読んで頂きありがとうございました♪

コメント

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