バイクの洗車をマスターしよう!〜ビギナーからベテランまで〜【No.3】

オートバイの仕組みと整備
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 皆さんこんにちは!aohitoです。

 前回に引き続き洗車です。

バイクの洗車をマスターしよう!〜ビギナーからベテランまで〜【No.2】
皆さんこんにちは。aohitoです。  前回に引き続き洗車についてです。  今回は具体的な作業方法とその注意点を上げていきたいと思います。  では早速いきましょう! 洗車の進め方 ①チェーンや足回りの汚れを落とす  洗車と言えば最初に水をか...

 洗いの進め方からですね。それではいきましょう!

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洗いの進め方

①まず全体をよーくシャワーする

 水をたっぷり使って汚れやホコリを流してしまいます。

②高い位置から洗車していく

 スクリーンか、ハンドル周り、タンクあたりからスタートしていきます。低い所から始めると高い所の汚れが、下に流れてきてしまうので高い所からススメていった方が効率的です。

③スクリーン周り

 スクリーンがある場合はスクリーンから洗っていきます。スクリーンはキズが付きやすいので、注意が必要です。

 ポイントはまず水でしっかり洗い流す事。

 ホコリや砂が残っているとそれが原因でキズをつけやすいです。又、スポンジて洗う際もよく泡だてて行います。力を入れずに撫でる程度に行いましょう。そして、1番はやり過ぎない事。よっぽど汚れがひどくない限り、洗い過ぎは逆効果で、細かなキズを入れる可能性が高くなります。

 なので、よーく水で流してスポンジでサッとが基本です。

 アッパーカウルが装着されていれば、同じタイミングで洗ってしまっても良いでしょう。優しく撫でるように洗ってくださいね。

④ハンドルまわり

 ハンドル周り、メーター周りもホコリが溜まりやすいので、ここも洗いましょう!ただし、電装周りなので水のかけ過ぎは注意した方がいいかもしれません。基本的には問題はないはずですが、前回も書きましたが、旧車等は気を遣った方が良いので、洗い流したら早めに拭き上げてしまいます。

 マスターシリンダー辺りはフルードが滲んできてることもあるので、よく洗い流しておきましょう。そうすると、今後、又滲んできたとしてもすぐに気づけますからね!

 メーター周りを洗う際には、液晶やガラス面に傷を入れないためにも、スポンジをよく濯いで洗いましょう。

⑤タンクまわり

 タンクが綺麗になると気持ちいいですよね。ピカピカにしていきましょう!

 塗装面を優しく洗っていきます。もし、デカールがクリアコートの外側に貼られている車両であれば、引っ掛けないように気をつけながら洗いましょう。

 特に尖った部分は要注意です

 タンク前方のステアリング周りも忘れずににきれいにしておくと良いですね。

⑥シート

 シートって思いの外汚れているんですよね。黒色が多いので、案外気付きにくいんですが、洗ってみるとビックリするかもしれません。丁寧に優しく洗っていきましょう。

 シート単体で洗うなら外してしまっても良いです。ただし、外した状態で車両を洗うとシート下に水が侵入するので、やめておきましょう。シート下はバッテリーやらヒューズボックスが納められているので水は良くないです。

 シート下は硬く絞って雑巾なとで綺麗に拭いてあげれば十分でしょう!

⑦テールカウルやサイトカバー、フロントフェンダーなど

 テールカウル、サイドカバー、フロントフェンダーなどを洗っていきます。デカールがあれば気をつけましょう。

 塗装面を優しく洗ってくたさい。

⑧エンジン周り

 外装類の次はエンジン周りを洗っていきます。

 エンジン周りは入り組んでいるので、ブラシがあると効率よく洗っていく事が出来ます。なので、まずスポンジで届く範囲を洗いその後、ブラシに持ち替えて洗っていくと良いでしょう。

 エンジン周りは奥まった所からジャリ等を拾いやすいので、外装類とは別のスポンジで行った方が良いですね。

 ブラシも1つではなく何種類か用意して、形と目的に合わせて使い分けが出来ると、尚良いかなと思います。ナイロンブラシなどの硬過ぎないものを使いましょう。

⑨足回り

 では、一番汚れやすい足回りですね。

 車両にもよりますが、まずRフェンダーの裏側やナンバープレートの裏側を洗っていきます。一番汚れやすいところなので、まず水で流せるだけ流してジャリやドロを流してしまいましょう。

 その後はスポンジ、もしくは使い捨てのウエスやボロ雑巾などで洗いましょう。場合にもよりますが、一回で泥だらけになりますし、細かなキズ等を気にするところでもないと思うので、使い捨てのほうが良いかと思います。

 そのままスイングアームやラジエータ、エキパイなと下側の汚れやすい所を洗っていきます。油分による汚れが目立つ場合はパーツクリーナーをしみ込ませたウエスなどで拭きながら作業を進めていきます。

 特に、ラジエータ周りやオイルクーラー、エキパイの下部分なとは汚れやすい部分なので、時間は掛かるかもしれませんが、ブラシなどをうまく活用してきれいにしていきましょう!

⑩ホイール

 最後はホイールです。

 ホイールの形状によってはかなり入り組んでいるモノもあるので。時間は掛かるかもしれません。が、ホイールも特に汚れやすい部分なので、念入りに綺麗にしていきたいですね。

 ホイールもスポンジやブラシをうまく活用すると良いでしょう。

 又、キャリパーなどのブレーキ周りはブレーキダストによって汚れているのと思うので、通常の洗剤だけでは落ちにくい場合もあるので、ブレーキクリーナー等でガシガシ洗っていきましょう!

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仕上げの拭き取り 

 最後に洗い忘れなどがないか確認を行い、なければ水で洗い流していきましょう!

①全体をよーく洗い流す

 では、流していきましょう!流す際もはじめと同様にたっぷり水をつかって流していきます。

 洗剤が残っていると、後にシミになる事もあるので、それを防ぐ為にしっかり流します。

②拭き取り

 洗剤を残らず洗い流したら拭き取っていきます。

 水をそのままにして自然に乾いてしまうと、水シミが出来てしまいます。すると、場合によっては取り除くのに手間が掛かったりするので、特に見える部分はしっかり拭きとっていきましょう。

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 拭き取りはセームかキズの入りにくいウエス等で行います。ただし、ホイールやエンジン周りなと細かなキズがほとんど分からないような部分は、ハンドタオルなどで拭き取っても問題ないでしょう。

③エキパイ、マフラーの拭きとり

 エキパイ、マフラーは熱を持つ所です。

 水滴が残ったまま熱が入ると、そこがシミとして残ってしまう事があります。なので、ここも念入りに拭きとりましょう。

 巻き付けるようにして拭きとっていくと、裏側の手の入りにくいところも良い感じに拭き取れます。

④フロントフォークもしっかり拭きとる

 フロントフォークのインナーチューブは、水が残っていると錆の原因になる事もあので、特に水気を残さないようにしましょう。

⑤エンジンをかける

  全体の水気がしっかりと拭き取れたら、エンジンをかけて温めてあげます。

 そうする事で細かなところの水気がしっかりと飛んでくれます。暖気してる最中も水気がないかの確認は行うようにしましよう。あ、でも火傷には注意です。

 これで、洗車の説明は以上になります。
 他にも良いやり方や、個人の好みもあるでしょうから一つのやり方として参考にしてみて下さい。
 次は最後の仕上げワックスや磨きについてです。
 はじめにも述べましたが、ここも個人の好みや考え方によるところが大きいので1つの例として参考にしてくださいね。

洗車後の仕上げ

 洗車が終わりしっかり水気が飛んだら極細のコンパウンドで磨いていきます。

 ワックス等も良いかもしれませんが、コンパウンドを使う事で細かな傷を落としていくことが出来ます。

 本来はポリッシャーをつかうのですが、設備的にも金銭的にもハードルがあるので、ここでは簡単に手で磨いていく方法で行います。

 3Mさんなどから出ているコンパウンドを少しつけて、布などで磨いていきます。

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※これは極細のコンパウンドです

 細かなキズはすぐに落ちてくれます。深めのキズはコンパウンドを粗いものに変えるといいでしょう。

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※こっちの方が粗いタイプになります

 それでも落ちない場合はそのままにするか、“研いで磨く”かのどちらかです。

 ※後者の場合は別記事の『磨きについて』を参考にしてみて下さい。

磨きで塗装のクオリティは断然上がる!!〜本格的な磨き方を教えます〜【No.1】
皆さんこんにちは。FLAG-UP代表の中島照文です。  今回は磨き(ポリッシング)についてです。  磨きというと皆さんポリッシャーを持ってバフでヴィーンと磨いて艶を出すというのをまず想像するかと思います。それはそれで間違ってはいないのですが...

 手で磨いていくのは大変ですが、どこまでやるかを自分で決めて納得のいく範囲で終えれば良いと思います。

 そして、最後にガラス系コーティング剤やオーロラマーク除去用のフッ素系コートなどで全体を撫でるように優しく磨いてあげて下さい。元の状態によりますが、これで十分綺麗になるはずです。

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 後は、どこまでこだわってやるかになってきますので、トコトンやる方はマフラーや金属部分など、メタルコンパウンドやピカールなとで磨いていくといいでしよう。

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 又、色あせたプラスティックパーツはワコーズさんのバリアスコートやスーパーハード等でもツヤ感は大分復活するのでオススメです。

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※スーパーハードの方は少し割高に感じるかもしれませんが、耐久性等はこちらの方が上のようです。躊躇いがあればバリアスコートの方から試すのも良いでしょう。又、まめにメンテナンス出来る方であればバリアスコート、なかなか時間が取れないと言う方はスーパーハードみたいな選び方もありかと思います。

 これで終わりです。
 思ってた以上にめちゃくちゃ長くなってしまいました。申し訳ございません…。
 これを参考にしてもらい、愛車を綺麗に乗り続けてもらえたら幸いです!

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました♪

コメント

  1. […] […]

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