バイクの洗車をマスターしよう!〜ビギナーからベテランまで〜【No.1】

オートバイの仕組みと整備
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 皆さんこんにちは。aohitoです。

 今回は洗車についてです。

 みなさん、仲間と共にツーリング、1人でがっつりサーキット走行、日々の通勤通学通学など、それぞれバイクのある生活を楽しんでいる事かと思います。しかし、当然バイクはどんどん汚れていきますよね。普段からみなさんはどれくらい洗車しているでしょうか?

 汚れはそのままにしておくと、どんどんこびりついてきます。特に、バイクは車より近くで見ることも多く、隠れる場所もほとんど無いので、キレイにしていないと目立ってしまいます。

 又、グリスなどの油脂類も各部に使用しているので、そこに汚れがくっつきやすく、長年放置していたようなバイクだと泥と油脂類が固まってしまっているものもあります。

 鉄やアルミパーツは、サビや腐蝕をするので、普段から綺麗にしておかないと、どんどんサビなどが進行してしまいます。又、ゴム類やプラスティックパーツなども扱いによって劣化を進めてしまいます。この辺は割れてしまう事もあるので、大切に乗り続けていくのであれば注意が必要です。

 オートバイのこういった外装の劣化などは、急激にくるわけではなく、徐々に進行してくるので、普段から洗車やメンテナンスをしていれば、まずそれに気づく可能性が高まります。

 バイクは走らずとも、紫外線や汚れ、空気中の水分などによって徐々に劣化が進んでくるので、僕なんかも、洗車してポリッシングしている時に飛び石によるキズやサビなどを発見します。普段バイクに乗っているだけだと、案外気づけないんですよね。

 更に、いくら綺麗に乗っていても、多少の砂埃などは外装に付着して曇って見えます。それを洗車して綺麗に洗い流す事で、キズや凹みなどに気づく事も多いです。

 又、ウインカーのゴム部やプラスティックのサイドカバーなども洗車の際にはその時の様子を記憶しておくと良いでしょう。この辺も劣化が目立つ部位です。

 洗車の際に細々といろいろな箇所に対して注意深くみておくのは大切なポイントだと思います。そうする事で、愛車の今の状態を知り、今後のことも考えたメンテナンスなどが可能になってきます。お忙しい方も多いでしょうが、バイクを深く知り楽しむ為にも洗車をご自分でやってみてはいかがでしょうか?

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洗車に必要な道具について

 では、ここからは洗車のやり方や道具についてあげていきます。僕が以前バイクディーラーで実際に行っていたやり方をベースにご紹介致します。他にもやり方はあるでしょうし、これが一番!っていうわけではないと思いますが、是非参考にしてみてください。

 まずは道具です!ここに上げる以外にもオリジナルで作ったり買ったりするのも良いでしょう。

・バケツ

 バケツはシャンプーで使用する綺麗なモノと、泥や汚れを落とした汚い用て使い分けたいので、2つあるといいでしょう。

 ジャリなどが付着した汚れたスポンジで塗装面を擦ると、深いキズを入れてしまう可能性があるので、それを避ける為です。

 又、バケツ自体の容量が少ないとすぐに汚れてしまうので、ある程度の容量があると作業性は向上すると思います。

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・スポンジ

 スポンジも色々なものがあるので、何種類かあるのが理想的です。

 硬いタイプのものは汚れが頑固で取りにくい場合に活躍します。柔らかいタイプは塗装面に対して優しいので、傷をつけにくいです。なので、最低でも2つあるといいですね。

 硬いタイプで足回りやエンジン周りの、比較的汚れやすい箇所を洗う用で1つ。柔らかいタイプで外装などの塗装面などを洗う用で1つ。あとは、予備で持っておくのも良いですね。

 スポンジ自体は安いものをコンスタントに変えていくのがおすすめです。いくらすすいでもジャリなどを噛んでしまっている可能性もあるので。

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・ブラシ

 バイクは特に入り組んでいる箇所が多く、大人の手だと入りにくい所が出てきます。そういった所の為にブラシは必須です。

 ただ、ブラシも気をつけないといけなくて、硬い物を使うと逆に傷を付ける恐れがあります。なので、硬いものは足回りやエンジンまわりの、落ちにくい汚れに限定した方が無難でしょう。

 ここでも柔らかいものから硬いものまで揃えておくと良いでしょう。専用のブラシを買うのがもったいなければ歯ブラシや100均のものでもOKです。

 又、柔らかいブラシでも塗装面には使わない方がいいです。柔らかいブラシでも案外キズが入るので。

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・拭き取り用ウエス

 洗車後の拭き上げは、かなり大切なポイントです。

 ここで拭き残しがあると後にシミになったりするので吸水性がよく、柔らかい、なおかつ丈夫なものが理想的です。なので、その用件を満たしたセームやクロスを選びましょう。

 この辺も数が非常にモノ多いので正直当たり外れもあってスグにボロボロになる事もあります。なので、安過ぎるものはちょっと怪しいかもしれません。

 気をつけないといけないのはゴミ噛みなので、使用の際には何度も濯ぎながら行う事を前提に良さそうなもを選んでみましよう。スポンジ同様、硬いものより柔らかいものがオススメです。

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・バイクシャンプー

 バイクシャンプーはよく泡立てて使用していきます。泡の力で汚れを浮かして車両全体を綺麗にすることが出来ます。

 バイクシャンプーは樹脂やゴムへの攻撃性を踏まえて作られているものが多いですが、四輪用の場合はそのとおりではないので、裏面の成分表などに目を通しておくのも良いでしょう。

 家庭用の中性洗剤でも代用できますが、こちらも同様に成分は確認した方がいいでしょう。ちなみにですが、僕が家庭用の中性洗剤で何度か試しましたが今のところ問題はなさそうですね。

 専用品ではワコーズさんのシャンプーなんかは僕のまわりでも評判は良いですね!泡立ちもよく、撥水効果もあるのでお勧めです。

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 ただ、個人で購入となると10リットルで約1,5000円ほどします。そして、これを10倍から20倍で希釈するので、100リットルから200リットルになります。

 一体何回洗えるのだろうっていう…。笑

 基本的に業者向けなので仕方ないですね。仲間内で購入して、シェアするのがコスパは良いかもしれません。それかオークションサイトなどで小分けにして販売されているのを見た事もありますので、それも良いかもしれません。

・エアブローガン

 自宅にコンプレッサーかある方は使用した方が良いでしょう。洗車終了後にエアブローしてあげることで、水シミを防ぎやすくなりますし、溜まった水を吹き飛ばす事も出来ますので、作業性は向上します。

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・仕上げのワックスやコンパウンド、艶出し剤など。

 愛車が綺麗になったらワックスがけや、ポリッシングなとしたくなりますよね。

 この辺の磨きやコーティング関係って本当にいろいろ意見が分かれるところで、どれがいいこれが良いって断定するの本当に難しいし、品数もめちゃくちゃ多い。

 そもそもの考え方みたいのもありますしね。わかりやすい例でいうと、固形ワックスを使うか液体ワックスを使うかみたいな。

 固形ワックスは耐久性が高いのですが、作業性が悪く頻繁に使うにはちょっと面倒。バイクみたいに入り組んだカウルなとに使うのは特にそう感じます。液体ワックスはスプレータイプや液状タイプなので、作業性は非常に良く短時間で施工する事が出来ます。しかし、固形ワックスに比べると耐久性がないので、使用回数は増えがちです。

 こういった所からじゃーどっちがいい?ってむずかしいですよね。好みもあるし、オーナー様がどれだけ時間をかけれるのか、バイクの状態もそれぞれですからね。

 なので、それぞれの車両にあった方法と個人の好みでベストな方法を見つける!っていうのが正解だと思います。身も蓋もなく聞こえるかもですが(笑)、そこを考えて試す過程も楽しんでいくのが良いんじゃ無いかと思います。

 ちなみに自分はオールペンをして塗装の状態も良好なので、洗車が終わった後に軽くポリッシャーを当てて磨いています。時間があれば、その後フッ素系の艶出しスプレーでサラッとふきあげて終了です。(最近使っているコンパウンドとスプレーは下に貼っておきます)

 自分の場合はすぐに磨いたり出来るので、これが良いのかなと思っています。

Bitly
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 では、次回洗車の具体的な進め方について説明していきます。 

バイクの洗車をマスターしよう!〜ビギナーからベテランまで〜【No.2】
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 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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